
こんにちは、やいだら編集部です。
静岡県・焼津といえば、言わずと知れた漁業のまち。
そしてその中心地に、静かに人気を集めている一軒の古民家カフェがあります。
それが今回ご紹介する「古民家かふぇ&ダイニングやいづ」。
築100年以上の風情ある建物をリノベーションし、焼津の魅力がたっぷり詰まった料理と、どこか懐かしい癒しの空間を提供してくれるお店です。
地元の人々はもちろん、観光客からも「また来たい」と声があがるその理由とは?
本記事では、お店の雰囲気や人気メニュー、愛される魅力をたっぷりとご紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。
古民家かふぇ&ダイニングやいづとは?

焼津駅から徒歩7 分、焼津市役所のすぐ裏手にぽつんと佇む築100年以上の日本家屋をリノベーションした“まちの隠れ家”カフェ&食堂です。
明治期に建てられた梁や欄間、ガラス戸をそのまま生かした店内は、昭和の空気感とほのかな木の香りが混ざり合い、ふらりと入った瞬間にタイムスリップしたような感覚に。
2025年3月にオープンして以来、ランチはもちろん夜の軽飲みまで楽しめる“オールデイ・ダイニング”として地元っ子の憩いの場になっています。
看板メニューの「ミナミマグロ丼」は、焼津港に揚がる南鮪を分厚く盛り付けた圧巻の一杯。価格は1,000円(税込)とお手頃で、県外からのリピーターも増加中です。
店舗の2階には鎧兜や火縄銃などオーナー私物の骨董が飾られており、食後の“プチ博物館巡り”も密かに人気。
観光の寄り道はもちろん、仕事帰りの一杯にもぴったりなお店ですよ。
「古民家かふぇ&ダイニングやいづ」の特徴

ここでは、「古民家かふぇ&ダイニングやいづ」が持つ空間や料理、過ごし方の魅力について詳しくご紹介します。
注目すべきポイントは以下の3つです。
- 築100年の梁や土壁が醸し出す風情ある空間
- 焼津産鮮魚と地元野菜を使った季節の創作メニュー
- 囲炉裏席や縁側テラスで選べるくつろぎスタイル
①築100年の梁や土壁が醸し出す風情ある空間
明治時代に建てられた古民家を丁寧にリノベーションしており、太くしなやかな梁、趣深い土壁、欄間やガラス戸など、随所に当時の面影が残っています。
中庭には古い蔵と小さな祠もあり、店内に足を踏み入れた瞬間から、懐かしさと落ち着きを感じられる古き良き日本の佇まいが広がります。
店内の居心地の良い空気感は、地元の方も「昭和にタイムスリップしたみたい」と噂するほどです。
②焼津産鮮魚と地元野菜が彩る季節の創作メニュー
焼津港直送の鮮度バツグンな魚介と、焼津や藤枝近辺で採れる地元野菜を取り入れた季節限定メニューが充実。
ランチでは南鮪(インドマグロ)を豪快に使った「ミナミマグロ丼」(税込1,000円)が人気。
その他、蕎麦をメインにしたコースなど地元素材を活かした多彩な料理が楽しめます。
③囲炉裏席や縁側テラスで選べるくつろぎスタイル
店内には囲炉裏席や縁側を再現したテラス席があり、静かに読書を楽しむもよし、友人と語らうもよし。
おひとり様からグループまで、居心地に合わせて席を選べる自由度の高さが魅力です。
中庭越しに風を感じながらほっとするひとときが過ごせます。
「古民家かふぇ&ダイニングやいづ」のおすすめメニュー
ここでは、実際にお店で提供されている人気メニューを詳しくご紹介します!
地元食材を活かしたランチから、自家製スイーツ、ドリンクまで、多彩なラインナップが魅力です。
① ランチメニュー

「古民家かふぇ&ダイニングやいづ」のランチは、地元・焼津の旬の魚介や野菜をたっぷり使った、栄養バランスの良いラインナップが魅力です。
以下に、主なランチメニューを表にまとめます。
ミナミマグロ丼 | 焼津港直送の南マグロを贅沢に盛り付け。ご飯大盛り無料 | 1,000円 |
てこね寿司丼 | 鮮魚を甘酢飯に合わせた漁師風どんぶり。 | 880円 |
焼肉ランチ | 醤油ベースのタレで炒めた豚バラ焼肉にサラダ&副菜付き | 880円 |
生姜焼きランチ | 香味野菜が効いた自家製ダレで仕上げる定番プレート | 880円 |
唐揚げランチ(醤油/塩) | 外はカリッと中はジューシー。塩味・醤油味が選べます | 880円 |
とんてきランチ | 厚切りポークをニンニクソースで豪快に。ボリューム満点 | 880円 |
照り焼きチキンランチ | 甘辛ダレを絡めた鶏もも肉がご飯にベストマッチ | 880円 |
ブレンドカレーランチ | 数種類のスパイスを合わせた洋食屋風カレー | 880円 |
カツカレーランチ | サクサク豚カツをトッピングしたボリューム系 | 980円 |
ロースカツランチ(150g) | 厚めのロースをサクッと揚げた人気メニュー | 980円 |

ランチ看板の「ミナミマグロ丼」は厚切りの赤身と中トロがご飯の上にたっぷり。
味噌汁、小鉢、香の物も付く満足セットで、地元の食材をまるごと堪能できます。
ご飯大盛り無料の嬉しいサービスもあります。
② 季節のデザート・自家製スイーツ&こだわりのドリンク

食後のお楽しみとして、手作りスイーツもぜひ味わってほしいポイントです。
中でも「もちもちチュロスのアイス添え」は、お店の名物スイーツとして多くの来店者に親しまれています。
チュロスは外がカリッと香ばしく、中はもちもちとした食感が特徴。
そこに冷たいアイスを添えることで、温冷のバランスが絶妙な一品に仕上がっています。
ほかにも、その季節ごとに旬の果物を使ったスイーツや、小さな和菓子のような甘味が登場することもあり、訪れるたびに新たな味との出会いがあります。
飲み物にも「焼津らしさ」と「丁寧さ」が込められており、静岡県産の緑茶や冷茶は特に人気があります。
すっきりとした飲み口とほんのりした甘みは、食後の口直しにもぴったり。
カフェタイムには、店主オリジナルブレンドのハンドドリップコーヒーもおすすめです。
香り高く、コクのある味わいは、落ち着いた古民家の雰囲気とも相性抜群。
ランチにプラスでお得になるドリンクセットも用意されており、食事後にゆっくりとくつろぐ時間を提供してくれます。
古民家かふぇ&ダイニングやいづが愛される3つの魅力ポイント

ここでは、「古民家かふぇ&ダイニングやいづ」が多くの人に長く愛される理由についてご紹介していきます。
魅力的なポイントは以下の3つです。
- まるで昭和にタイムスリップしたようなレトロ空間
- 笑顔あふれる丁寧なおもてなし
- 地域とつながるイベントやマルシェの開催
では、それぞれ解説していきます。
①まるで昭和にタイムスリップしたようなレトロな店内

一歩足を踏み入れると、現代の喧騒を忘れさせてくれるような、懐かしくて温かみのある空間が広がっています。
明治時代の建築を活かした内装は、土壁や太い梁、昔ながらの障子戸などが残されており、まるで昔の祖父母の家に遊びに来たかのような安心感。
靴を脱いでくつろげる畳席もあり、子連れやお年寄りにも好評です。
「まるで昭和にタイムスリップしたよう」と評されるのも納得の落ち着きがあり、居心地の良さがリピーターの心をつかんで離しません。
②笑顔あふれる丁寧なおもてなしでほっとひと息できる
スタッフの皆さんの柔らかい笑顔と、きめ細やかな接客もこのお店の大きな魅力のひとつです。
呼び出しボタンに対応しながらも、目配り・気配りが行き届いており、おひとり様でも安心して過ごせる雰囲気が整っています。
地元の高齢者の方々も「落ち着ける」「また来たくなる」と好評で、観光客だけでなく地域住民の憩いの場として愛されています。
丁寧なおもてなしが、料理の美味しさとともに、心まであたたかく満たしてくれます。
③地元住民が集うワークショップ&マルシェが開催
ただの飲食店にとどまらず、「地域の交流拠点」としての役割も果たしているのがこのお店の特長です。
毎月開催されるマルシェでは、焼津や藤枝の手作り作家さんたちが集まり、アクセサリーや雑貨、季節の野菜などが並びます。
また、ワークショップではお茶の淹れ方講座や味噌づくり体験なども行われており、大人から子どもまで楽しめる内容になっています。
SNSでもイベントの告知がされていて、常に新しい地域のつながりが生まれています。
店舗情報・アクセス
ここでは、「古民家かふぇ&ダイニングやいづ」の基本情報とアクセス方法についてまとめてご紹介します。
住所 | 静岡県焼津市本町1丁目1-22 |
電話番号 | 090‑6988‑0313 |
営業時間 | 月・火・木・金・土・日:11:00〜21:00※木曜のみ11:01〜21:00 |
定休日 | 毎週水曜日 |
アクセス | JR焼津駅南口より徒歩約7分(約513m)焼津市役所のすぐ近くです |
駐車場 | 店舗専用なし。近隣コインパーキング利用可(駅周辺に多数あり) |
※ 営業日や時間は変更される場合があります。来店前に公式 SNS などで最新情報をご確認ください。
まとめ
今回は、焼津市にある「古民家かふぇ&ダイニングやいづ」についてご紹介しました。
築100年以上の趣ある古民家を活かした空間で、焼津港の新鮮な魚介や地元野菜を使った季節の料理が楽しめる、まさに“焼津らしさ”を凝縮したカフェ&ダイニングです。
囲炉裏席や縁側テラスなど、居心地の良さにもこだわっており、昭和のような空間でほっと一息つけるのも魅力。
さらに、スタッフの丁寧なおもてなしや、地域住民が集うマルシェやワークショップの開催など、「食」だけでなく「人とのつながり」も感じられる素敵なお店です。
焼津に訪れる際には、観光の途中や日常のリフレッシュに、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
地元の方にも、初めての方にも、自信を持っておすすめできる名店です。