こんにちは!やいだら通信の松井ひろたかです。
皆さんは焼津市石脇の東名日本坂SA近くに、石脇浅間神社という神社があるのをご存知でしょうか?
小さな神社ですが、実はあの徳川家康とも関係のある由緒正しい神社でもあります。
そんな石脇浅間神社とは、一体どんな神社なのでしょうか?
今回の記事で、じっくり解説していきます!
石脇浅間神社 アクセス
石脇浅間神社は、東名高速道路日本坂PAの近くに位置します。
JR焼津駅からは車で7分、バスの場合は焼津駅南口から自主運行バス「ゆりかもめ」に乗って、東益津小学校前バス停で下車して徒歩5分です。
神社横に駐車場がある以外、専用駐車場はありませんので、車で訪れる際は注意しましょう。
石脇浅間神社 概要
石脇浅間神社は、元々は延徳3年(1491年)に建てられた徳川家康の三河時代の家臣である原川家の屋敷でした。
家康と原川家との関わりは深く、1582年の持舟城を中心とした武田軍との当木合戦でも、家康の本陣としてこの場所が使われます。
その後原川家は掛川に住居を移し、石脇地区の住民がこの場所を村の守り神としてお祀りしたいとの要望を受けて、村の氏神として現在の浅間神社となりました。
神社の前には大きな石が2つあり、家康はその石の上に旗を掛け、その石は「旗掛石」と呼ばれるようになり、現在まで石脇神社の象徴として君臨しています。
家康は天下を取った後も度々この場所を訪れ、趣味であった鷹狩りを満喫していたそうです。
毎年10月には、霊祭が開催されます。
石脇浅間神社 旗掛石
こちらが、徳川家康ゆかりの旗掛石です。
かつては原川家の門前にあった石で、直径4mほどの巨大石が2つあります。
神社のある「石脇」という地名は、この石が由来になっているそうです。
旗掛石は神聖な石とされているようで、両方の石にはこのように注連縄が絞められていました。
家康はこの石に自らの旗を掲げたようですが、確かに旗を掲げるのには最適な高さかもしれませんね。
見た目がパワースポットにあるような石に見えますので、触って願いを唱えたら、もしかしたら願いが叶うかもと思いました。
石脇浅間神社 鳥居
こちらが、石脇浅間神社の鳥居です。
石脇地区の盟主だった原川家の跡で、かつ徳川家康ゆかりの地であることから、かなり立派な造りでした。
しめ縄も大きく、存在感抜群です。
鳥居を潜ると、本堂へ繋がる階段に差し掛かります。
それほど長い階段ではありませんので、真夏でも疲れることはありません。
石脇浅間神社 本堂
こちらが、石脇浅間神社の本堂です。
本堂の前には左右に2匹の狛犬がそびえ立っていて、本堂を見守っていました。
本堂を間近で見ると、このような感じです。
綺麗な木造で屋根瓦も素晴らしく、賽銭箱の上には立派なしめ縄が飾られていました。
本堂の中はどうなっているかは確認できませんでしたが、おそらく立派なものが祀られていそうな気がします。
本堂の左側には、2つの境内社がありました。
左が社宮司、右が八幡神社です。
境内には、小さな鉄棒などの遊具がありました。
しかしかなり錆びついているので、遊ぶにはあまり適していないようです。
石脇浅間神社 石脇公会堂
石脇浅間神社の隣には、石脇公会堂という建物がありました。
公会堂という名前ですが、近隣住民の集まりなど、公民館として使用されている建物です。
旗掛石の注連縄のメンテナンスを行ったりと、石脇浅間神社を管理する役割も果たしています。
石脇浅間神社 石脇チビッコ広場
石脇浅間神社の向かい側には、石脇チビッコ広場という遊び場がありました。
かなり大きめの広場で、ゆっくり遊ぶには最適の公園です。
ボール遊びは禁止されていませんが、野球やソフトボールはボールが小さく、外に出やすいのでおすすめできません。
サッカーなどボールが大きいスポーツなら可能ですが、金網などに向けてのシュートは禁止されています。
広場の周辺は住宅ですので、しっかりマナーを守って遊びましょう。
石脇浅間神社 まとめ
今回は、焼津市石脇にある石脇浅間神社について紹介してきました。
小さな神社ですが、徳川家康ともゆかりがある由緒正しい神社です。
ちょっとした散策には最適の神社ですので、ぜひ一度訪れてみてください。
住所 | 焼津市石脇下705 |
営業時間 | 24時間営業 |
駐車場 | なし |