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焼津市にある海水浴場5選!美しい駿河湾や富士山を見渡せる焼津のビーチとその周辺施設を紹介!

こんにちは、やいだら通信の松井です。

日本有数の港町として知られる焼津市には、美しい駿河湾や富士山を見渡せるビーチがいくつかあります。
海水浴ができるビーチは限られていますが、どれも景色は最高で、美しい朝日や夕日が見られることで有名です。
本記事では、美しい駿河湾を見渡せる焼津市の海水浴場を紹介します。
ぜひこの記事を参考にして、ビーチを訪れてみてください。

浜当目海水浴場

最初に紹介するビーチは、焼津市北部の浜当目にある浜当目海水浴場です。
志太地区唯一の海水浴場として、長年焼津市民から親しまれてきました。

ビーチの長さは約400mあり、約50m程沖にはテトラポットがあるので、比較的波も穏やかで安心して遊べるビーチです。
毎年7月9日〜8月のお盆休みまでが海水浴シーズンで、その期間はライフセーバーも常駐しています。

遊泳は海水浴シーズンのみ可能で、その日遊泳が可能かどうかはビーチにあるこちらのフラッグを確認しましょう。
白い旗であれば遊泳OKで、赤いフラッグであれば遊泳禁止です。

ビーチは波が穏やかで水質も良好なので、小さいお子さんでも安心して遊べます。

海水浴シーズンは、遊泳可能なゾーンは黄色いブイで囲まれています。
ブイの外は遊泳禁止ですので、必ずブイの内側で遊びましょう。

施設紹介

浜当目海水浴場は、無料で利用できる駐車場が充実しています。
多少老朽化が目立ちますが、トイレも完備されていました。

こちらは、更衣室とシャワー室です。
着替などで利用できるので、安心して海水浴を楽しめます。

手足が汚れた場合は、こちらの水道で流せます。

周辺の見どころ

浜当目海水浴場の周辺には、いくつかの見どころがあります。
こちらはビーチの前にあるマリアナ観音像で、1965年にマリアナ海域で事故に遭遇した「第3千代丸」の乗組員を偲ぶ目的で建てられました。

こちらは那閉(なへ)神社です。
約1,500年以上の歴史を持つ由緒正しい神社で、地面はビーチに近いことで柔らかい砂でした。
毎年2月には浦祭という神事が開催され、地元の漁師が大漁を祈ります。
境内には稲荷神社など3つの神社があり、さまざまなご利益があるので、海水浴場を訪れた時はぜひ立ち寄ってみましょう。

アクセス

車でアクセスする場合、東名焼津ICから約10分、JR焼津駅からは約5分です。
バスでもアクセス可能で、JR焼津駅から自主運行バス「ゆりかもめ」に乗って、「当目大橋」バス停で下車すれば徒歩10分で到着します。

浜当目海水浴場に関して詳しく紹介している記事はこちら

石津浜海岸

石津浜海岸は、小川漁港の近くにある広大な海岸です。
サッカー場や、ゲートボール場が整備されている石津浜海浜公園を要するこちらの海岸は、焼津市を代表する景観地として知られています。
どんな海岸なのかを、以下で詳しく解説していきましょう。

ビーチ

こちらが、石津海浜公園のビーチです。
写真手前には植物が生えていますが、植物に覆われるようにビーチへ降りる階段がありますので、そこからビーチの方へ歩いていきましょう。

こちらは、石津海浜公園から見た焼津市街地の景色です。
焼津の市街地や焼津港、高草山がはっきり見えました。
天気の良い日には、静岡市や日本平、富士山や伊豆半島がはっきり見えます。
遊泳はできませんが、波打ち際で海釣りを楽しむ人や、散歩を楽しむ人が多くいました。

石津浜海浜公園

石塚浜海浜公園は、石津浜海岸に面して整備された公園です。
2014年にリニューアルされたこちらの公園は、海岸の侵食を防ぐために整備されました。
リニューアルと共に芝生広場が整備され、ウォーキングや犬の散歩など、焼津市民の憩いの場となっています。

芝生広場から見た、駿河湾の景色です。
美しい駿河湾を見られることから、1月1日の早朝には初日の出を見るために多くの人がここに集まります。
また焼津海上花火大会の花火が見られるスポットとしても知られ、芝生に座って花火を見られる場所として有名です。

引用:焼津市観光協会HP

芝生だけでなく、ゴム系の素材を使用した広場も整備されていて、ウォーキングなど市民のトレーニング施設として利用されています。
他にも本格的な芝生のサッカー場や、ゲートボール場も設置されていて、予約をすれば利用可能です。

石津浜海浜公園内には津波対策用の松林があり、近隣住民の散歩コースとして利用されています。
公園の敷地内には、青少年の健全育成と生涯学習を推進する、静岡県立焼津青少年の家があります。
1962年に完成したこちらの施設では、自然体験やスポーツ合宿、屋外体験イベントなど多くの青少年に利用されてきた施設です。

アクセス

車で訪れる場合は、東名焼津ICから約17分です。
駐車場はサッカー場のところに駐車スペースがありますので、そちらを利用しましょう。
バスでもアクセス可能で、JR焼津駅からしずてつジャストライン一色和田浜線(市立病院後周り)に乗って約14分、「水天宮前」バス停で下車して徒歩5分です。

石津海浜公園に関して詳しく紹介している記事はこちら

和田浜海岸

和田浜海岸は、焼津市にある海岸の中でも景色が素晴らしいことで知られる海岸です。
遊泳はできませんが、波も比較的大人しく整備された海岸として市民から親しまれています。
天気が良ければ富士山や伊豆半島だけでなく、静岡市街や日本平も見られます。

石塚浜海岸と同様に、初日の出スポットとして知られています。
石も比較的小さくて歩きやすく、ゆっくり海を見て過ごすにはおすすめの海岸です。

ホテルテトラリゾート焼津

和田浜海岸の近くには、ホテルテトラリゾート焼津というホテルがあります。
ホテルテトラリゾート焼津は、北海道発祥のテトラグループという会社が運営するリゾートホテルです。
駿河湾を眺められる大浴場や、屋外プールにバーベキュー施設が整備され、焼津での一時を快適に過ごせます。
車の無い方でも、事前予約すればJR焼津駅から無料送迎が可能です。

アクセス

和田浜海岸は、バスでアクセスできます。
JR焼津駅から一色和田浜線和田浜まわりのバスに乗って、「西松原団地入口」バス停で下車して徒歩約7分です。
車の場合は、東名焼津ICから約20分で到着します。

田尻浜海岸

次に紹介するのは、田尻浜海岸です。
石塚浜公園から南に2.5km行った場所にある砂利浜の海岸で、天気が良ければ美しい富士山と伊豆半島が見られます。
田尻浜海岸は海岸の傾斜が急で、潮の流れが早い場所にあることから、遊泳はできません。
しかし季節を問わず、磯釣りや近隣住民の散歩スポットとして親しまれています。

この日は曇りでしたが、海岸左手に天気が良ければ富士山が顔を出します。

海岸の向かい側には松林の防風林があって、その手前には防波堤の役割をした遊歩道が整備されていました。

近年焼津の海岸では防波堤工事が至るところで行われていて、以前より防波堤が高くなり足元が整備されて歩きやすくなりました。
海岸にはヤシの木も植えられていて、南国気分を味わえます。

ディスカバリーパーク焼津

田尻浜海岸の向かい側にあるこちらの建物が、ディスカバリーパーク焼津です。
宇宙をテーマにした施設で、プラネタリウムや県内最大級の天体望遠鏡があるなど、気軽に楽しく宇宙について学べます。
館内にはこの他に、科学について体験しながら学べる展示室があります。
入館料は300円で、週末には専門家によるサイエンスセミナーも開催され、子供達に大人気です。

入口近くの敷地には、ふみ石健康遊歩道がありました。
公園によくある足つぼを刺激してくれる遊歩道ですが、おにぎり型で全長は50mとかなり長めです。
健康になりたいと思ったら、ぜひ挑戦してみましょう!

ディスカバリーパーク焼津水夢館

ディスカバリーパーク焼津の向かい側には、ディスカバリーパーク焼津水夢館という施設があります。
ここは温水プール施設で、季節を問わず誰でも泳げるプールです。

25mプールと子供向けプールが2つ、そしてウォータースライダーがあるこちらのプールは、大人350円(高校生以上)で泳げます。
スイミングスクールも開催されていて、幼稚園児から中学生までのキッズコースと成人向けのコースの2種類があり、こちらも会費を払えば誰でも参加可能です。

アクセス

田尻浜海岸まではバスでアクセス可能で、JR焼津駅から一色和田浜線の市立病院後回りに乗って「横須賀ディスカバリーパーク」バス停で降りて徒歩すぐです。(所要時間約20分)
車でのアクセスは、東名焼津ICから約20分で到着します。

道中道が少し入り組んでいますが、国道150号線にある中根交差点を左折したら石津向町境交差点を右折し、浜田公園交差点を左折して真っ直ぐ進めば、簡単に到着可能です。
駐車場は280台が収容可能で、無料で利用できます。

ディスカバリーパーク焼津に関して詳しく紹介した記事はこちら

高新田浜海岸

最後に紹介するビーチは、焼津市高新田にある高新田浜海岸です。
旧大井川町にあるビーチで、海水浴はできませんが波は穏やかなので、ゆっくり海を眺めて過ごすには最高のビーチでした。
海釣りスポットとしても知られていて、週末には波打ち際で釣りを楽しむ人がいます。

平日は静かで人もほとんどいないので、広い空に波の音を聴きながらゆっくり過ごせる海岸です。

海岸の前には遊歩道があって、ランニングや犬の散歩を楽しんでいる人が多くいました。

月の沙漠の発祥の地

高新田浜海岸から大井川方面へ歩いて7分程行ったところには、童謡「月の沙漠 発祥地」と書かれた大きな看板がありました。

童謡「月の沙漠」の作詞者である画家であり詩人の加藤まさをは、幼い時に藤枝市に住んでいたことがあり、焼津の海で遊んでいました。
そんな加藤まさをが、焼津の海で遊んだ時の思い出を詩にしたのが、「月の沙漠」です。

こちらは曲となって1932年にリリースされ、以降幅広い世代に歌い継がれる曲となりました。
ただしモチーフとなった場所は、焼津の海岸以外に千葉県の御宿海岸という説もあるみたいですが、現在もはっきりわかっていません。

アクセス

高新田浜海岸は、車でのアクセスが便利です。
東名焼津ICからは車で約15分、東名大井川スマートICからは約10分程で到着します。
バスでもアクセス可能で、JR焼津駅から大井川庁舎までを結ぶ自主運行バスに乗って「高新田防災センター」バス停で下車して徒歩2分です。
駐車場はそれほど広くなく、道幅も狭いので、運転には十分気をつけましょう。

まとめ

今回の記事では、焼津市にある海水浴場を紹介しました。
今回紹介したビーチで海水浴ができるのは浜当目海水浴場のみですが、どのビーチでも美しい景色が眺められて、天気が良ければ富士山や伊豆半島を眺められます。
いずれのビーチにも駐車場が整備されているので、車でも簡単にアクセス可能です。
波の音を聴いて癒されたいと思ったら、ぜひ今回紹介したビーチに足を運んでみてください。

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松井 ひろたか

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静岡市葵区在住の松井ひろたかです。
以前住んでいて愛着の湧いている焼津市の魅力溢れる部分を、全力で紹介して参ります!

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