焼津神社巡り

焼津市・和田神社の見どころ徹底ガイド!創建の歴史と境内の神秘的な魅力を現地で調査してきました

こんにちは!やいだら通信の松井ひろたかです。

焼津市田尻地区にある和田神社は、神秘的な雰囲気のある静かな神社として、近隣住民に親しまれてきました。

今回の記事では、焼津の和田神社がどんな神社なのかを解説します。
この記事をきっかけに、和田神社の魅力を知ってみてください。

和田神社 アクセス

和田神社はJR焼津駅から南へ約6.2kmの場所に位置しています。

  1. バスを利用する場合(推奨)
    乗車駅: JR焼津駅 南口
    路線: しずてつジャストライン「一色和田浜線」
    下車駅: 「田尻北」バス停から徒歩約7分
    所要時間: 約20分

  1. 車を利用する場合
    ルート: 焼津駅から静岡焼津線を南下
    所要時間: 約15分
    注意点: 神社の近隣には専用駐車場がありません。お車でお越しの際はご注意ください。

和田神社 基本情報

焼津市田尻地区に鎮座する和田神社は、1877年頃に創建された地域に深く根ざした神社です。
元々は田尻浜河原地区にありましたが、度重なる風水害の被害にあっていたことから、1897年に現在の場所へと移り、今日に至ります。

現在の神社がある場所にはかつて古宮八幡宮という神社があり、同神社は古宮八幡宮の跡地であった場所と言われています。

和田神社の創建と同時に古宮八幡宮は合祀され、以降は田尻地区の守り神として地元住民から厚く信仰されてきました。
なお和田神社の御祭神は、神倭伊波禮毘古命(かむやまといわれひこのみこと)です。日本神話に登場する初代天皇・神武天皇の即位前の名であり、『古事記』では「神倭伊波礼毘古命」、『日本書紀』では「神日本磐余彦天皇(かむやまといわれひこのすめらみこと)」と表記されます。天照大御神の五世孫とされ、日向(現在の宮崎県)から大和地方(奈良県)を平定して初代天皇に即位した「神武東征」の伝説で知られる、日本建国の祖神です。

和田神社 社殿

こちらが、和田神社の社殿です。
八幡宮と古宮八幡宮を合祀していることもあり、小規模ながらも非常に立派で趣のある佇まいを見せていました。

社殿の前では精悍な表情の狛犬が睨みをきかせ、本堂を静かに守る姿が印象的です。

正面に目を向けると、力強いしめ縄とともに大きな鈴が二つ吊るされており、その重厚さが神社の歴史を感じさせます。

賽銭箱にも丁寧にしめ縄が施されており、辺りには凛とした神聖な空気が漂っています。

参拝方法についての特別な案内はありませんが、訪れた際は日常の喧騒を忘れ、静かな気持ちで手を合わせてみてください。

和田神社 御神木

和田神社のほぼ中央には、この場所を見守り続ける御神木が根を張っていました。

他の有名な神社と比べると幹こそ細めですが、その枝ぶりは境内全体を優しく包み込むように広がっており、神秘的な雰囲気を演出しています。

神社の敷地内は広く、御神木以外にも多種多様な木々が息づいています。
季節ごとに表情を変える境内の緑を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすのもこの神社の醍醐味です。

和田神社 子宝社

本堂の左手側に進むと、ひっそりと「子宝社」と記された小さな社が現れます。
木製の鳥居やしめ縄、そして石灯籠が整然と並ぶ様子は、小さくとも非常に格式高い雰囲気を感じさせます。

鳥居をくぐった先には、しめ縄で飾られた大きな石が祀られています。

ここは「子宝社」の名が示す通り、お賽銭を入れて石を投げると子宝に恵まれるという言い伝えがあり、古くから信仰を集めてきました。

和田神社 境内社(和田御霊神社・四社神社)

向かって左側に位置する「和田御霊神社」は、創建の詳細は不明ですが、地域にゆかりのある御霊を祀る大変立派な祠です。
その右隣には「四社神社」の祠があります。ここには、以下の四つの神社が合わせて祀られています。

  • 左口社(さぐちしゃ)
  • 天白社(てんぱくしゃ)
  • 水神社(すいじんじゃ)
  • 天満宮(てんまんぐう)

祠の上部には、これら四社の名が記された札が掲げられています。

また、その隣にある大きな建物は、正面に灯籠が配された風格ある佇まいを見せています。内部の詳細は公開されておらず、静かな神秘に包まれています。

和田御霊神社をはじめとする境内社は、屋根から土台にいたるまで美しく手入れされており、地域の方々の深い崇敬が伺えます。本殿を参拝された際は、ぜひこちらにも足を運んでみてください。

和田神社 日清日露戦没慰霊碑

境内の隅には、日清戦争および日露戦争で亡くなった犠牲者を偲ぶ慰霊碑が設置されています。

周囲に溶け込むように建っていますが、間近で見るとかなりの高さがあり、その存在感に圧倒されてしまいました。

石碑の背面には、日清戦争と日露戦争で犠牲になった焼津市民の名前が記されていました。
年月の経過により石碑の文字はかなり読みにくくなっていますが、近くで見ると犠牲者の生きた証を確かめることができます。

石碑には「昭和29年7月24日」という刻印が記されていて、70年以上の長きにわたりこの地で平和を願い続けてきた歴史が伝わってきます。

和田神社 社務所

玄関前に見事な松の木が枝を伸ばしている建物が、和田神社の社務所です。
和の情緒を感じさせる非常に立派な外観で、神社の品格を象徴しているかのようです。

この社務所が最も活気づくのは、例祭の日です。
お祭り当日は地域の方々を中心に多くの参拝客がここを訪れ、普段は静かな境内が華やかな賑わいに包まれます。

和田神社 トイレ

社務所の隣には、参拝者が利用できるトイレが完備されています。

トイレには男性用小便器が1台設置されていて、水はしっかり流れ清掃は行き届いていました。
右側には個室トイレがありましたが、扉が南京錠で閉ざされ利用できない状態になっていました。

社務所に人が常駐していない時がほとんどのため、個室が利用可能な時が定まっていない点には注意が必要です。

女性の方は参拝前に近隣で済ませておくなど、万が一に備えておきましょう。

トイレには洗面所が無いため、手を洗いたい時にはこちらの蛇口を使用するしかありません。
気になる方は、衛生面を考慮してウェットティッシュ等を持参することをおすすめします。

まとめ

焼津市田尻地区に根ざす和田神社は、創建から140年以上の歴史を刻んだ由緒ある神社です。
境内の合祀社には未だ多くの謎が残されていますが、それこそがこの神社の持つ奥深い魅力の一つでもあります。

和田神社は田尻地区の守り神として、今もなお人々の暮らしを静かに見守り続けています。
落ち着いた雰囲気の神社を訪れてみたいと感じたら、ぜひ一度その足で訪れてみてください。

住所静岡県焼津市田尻1
営業時間24時間
駐車場無し
トイレあり
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松井 ひろたか

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静岡市葵区在住の松井ひろたかです。
以前住んでいて愛着の湧いている焼津市の魅力溢れる部分を、全力で紹介して参ります!

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