こんにちは！やいだら通信の松井ひろたかです。

JR焼津駅南口の駅前通り商店街では、春と秋の年2回、「みんなでつくる、みんなのアソビバ」というイベントが開催されています。
先日2025年11月23日に開催されたこのイベントは、天候にも恵まれ、たくさんの親子連れの人が訪れて子供達の歓声で賑わいました。

今回は「みんなでつくる、みんなのアソビバ」のイベント内容と、その魅力を詳しく紹介します。
親子で楽しめる魅力的なイベントですので、まだ訪れたことの無い方はぜひこの機会にイベント概要を知ってみてください。

みんなのアソビバとはどんなイベント？

「みんなでつくる　みんなのアソビバ」というイベントは、焼津駅前通り商店街で春と秋の年2回のペースで開催されているイベントです。
このイベントは、商店街の店主や有志の実行委員会によって運営されています。
その目的は、子供から大人までが街中で遊ぶことを通じて、街の主役となることです。

イベント当日は商店街の真ん中に人工芝が敷かれ、その上にはさまざまな遊び道具が用意されています。
2018年頃から始まったこちらのイベントは、焼津駅前通り商店街を代表するイベントとして定着していました。

「運動会」や「芸術の秋」など、回ごとにテーマを持って開催されるのが大きな特徴です。
今回は秋開催ということで、芸術をテーマに創造性や表現力を育む企画で賑わいました。

みんなのアソビバ　ルール

「みんなのアソビバ」では、参加者全員が楽しく気持ちよく過ごせるために、以下にある5つのルールを大切にしています。

1. みんなが主人公！やりたいと思ったらやってみよう！
2. 遊びの輪を広げよう！「一緒に遊ぼう」と声をかけよう
3. 困ったことがあったら、みんなで話し合おう
4. 「こうしなさい」「これはダメ」に気をつけよう
5. どうしても困ったらスタッフに相談

このイベントでは、大人子供関係なく参加する全員が主人公です。
人工芝の上にあるおもちゃや遊具は、全て自由に遊んで使って問題ありません。

そして遊びをもっと楽しみたいと思ったら、近くにいる人へ気軽に「一緒に遊ぼう！」と声をかけてみましょう。
声をかけ合うことで遊びの輪が広がり、楽しさが何倍にもなります。

さらに遊んでいる時に困っている人がいたら、話し合いながら楽しみ方を一緒に考えましょう。
その際、「こうしなさい」などの固定観念で考えを押し付けず、他人の考えを上手く尊重して遊ぶことが大切です。

もし遊び方で悩んだり、誰に話しかけてよいかわからなかったりしたら、遊び方をレクチャー＆サポートしてくれるボランティアスタッフが会場にいます。
ぜひ気軽に声をかけて相談してみてくださいね！

みんなのアソビバ  芝生広場

「みんなのアソビバ」当日は、商店街の中央あたりに人工芝を敷いた芝生広場が設置されます。
芝生の上にはさまざまな遊び道具が置かれていて、すべて無料で利用可能です。

人工芝の上は土足厳禁ですので、遊ぶ時は必ず靴を脱いでから上がりましょう。

人工芝の上には、ボランティアスタッフの手によって集められたおもちゃがたくさん用意されています。
未就学児から小学生まで、全てのお子様が気軽に遊べるよう、おもちゃの種類は多彩です。

こちらのプラスチックのブロックは、自由に拾って組み立てて遊べます。

こちらはダイヤブロックのような形状で、自由に拾って組み立てることで創作を楽しめるようになっています。

スタッフが独自に制作した遊び道具もあって、こちらはペットボトルで作ったボーリングです。

さらにプラスチックで作られた、ジャングルジムと滑り台も置かれていました。

「みんなのアソビバ」では、自由に物を創作したり絵を描いたりするスペースも設けられていました。

こちらにある大量の筒は、備え付けのガムテープを使って自由に工作が可能です。

この筒の正体は、ラップやトイレットペーパーの芯でした。
これら材料やおもちゃは、駅前商店街のお店が中心となって無償で寄付されたものです。

会場には本格的な紙芝居フレームもあって、ここでおそらく紙芝居が上演されるようです。
このように「みんなのアソビバ」は地域住民によって回を重ねることに認知されていき、今では商店街に欠かせないイベントとして成長しました。

人工芝の周りでは、ボランティアスタッフが大きな声でイベントを盛り上げています。
遊び方がわからない時は、気軽にスタッフに相談してみましょう。

みんなのアソビバ  周辺店舗

「みんなのアソビバ」では、周辺店舗もイベントを盛り上げています。
学生服リユースShopのさくらやでは、ネームタグなどの小物を販売していました。

みんなの図書館さんかくでは色々な本が置かれていて、無料で貸し出しが可能です。
図書館に併設されているしましまCOFFEE STANDでは、ペルー産やコロンビア産など、他では中々飲めないフレーバーのコーヒーを味わえます。
この日はお祭りに合わせて、10:00〜14:00までのオープンでした。

みんなの図書館さんかくと、しましまCOFFEE STANDについての詳しい記事はこちら！

ハンドメイド&雑貨のお店 KURISANCHIでは、ハンドメイド作品から駄菓子まで、さまざまな品が販売されています。
店頭には、ハンドメイド作品が手に入るガチャガチャもありました。

みんなのアソビバ  フリマSuper〇市 

「みんなのアソビバ」では、歩行者天国となった商店街で「Super〇市」というフリーマーケットが開催されます。
当日はハンドメイド雑貨を中心に、さまざまなお店が出店されていました。

ハンドメイド雑貨以外にも、おしゃれなバッグ類も並んでいます。

雑貨類は500円からと、お手軽な価格で購入できるのも嬉しいポイントです。
小物類だけでなく、古着や小物作りのワークショップができるお店もありました。

出店数は多く、思わぬ掘り出し物を見つけられる可能性は高いです。
お店によっては値切りも可能ですので、店主さんとの会話を楽しみながら、気軽に値段交渉してみましょう。

みんなのアソビバ  飲食店

「みんなのアソビバ」はお昼に開催されるため、ランチを楽しめる屋台も充実しています。
当日は肉まきおにぎりや、黄金のとりからを販売する屋台が出店していました。

この他に、焼津神社近くにお店を構えるグリルSASAYAが出店していました。
グリルSASAYAは、オムライスを中心としたメニューが人気の洋食レストランです。
焼津で人気の高いお店が出店していることからも、このイベントの認知度の高さがうかがえます。

グリルSASAYAについて詳しく紹介している記事はこちら！

みんなのアソビバ  みんなの公民館まるで開催されたイベント

人工芝の前にある「みんなの公民館まる」では、「みんなのアソビバ」に合わせて毎回イベントが開催されています。
開催当日、お店の前では300円でおしるこが販売されていて、賑わいを見せていました。

普段は会議室として開放されている2階の会議室では、この日は2025年11月1日〜2日に開催された「Out of KidZania in やいづ2025」の様子を伝える写真が展示されていました。

壁には、真剣な表情で仕事を体験する子供の写真が、それぞれのメッセージと共に公開されています。

子供達が作成した「キッザニア新聞」も公開されていて、仕事を通じて感じた思いが綴られていました。

多くの地元企業が参加していたようで、展示されていた企業のメッセージを読んでも、かなり充実したイベントであったことがわかりました。

展示室には、イベント当日に参加者が作ったオリジナルポーチが置いてあって、記念に持ち帰ることが可能でした。

みんなの公民館まるは無料で見学できるので、「みんなのアソビバ」開催時は気軽に訪れてみましょう。

みんなのアソビバ　会場アクセス

「みんなのアソビバ」が行われる会場は、焼津駅前通りの真ん中辺りにあります。
会場はJR焼津駅南口から徒歩3分と、電車でのアクセスは抜群です。
車で訪れる場合は、近隣の市営小石川駐車場や、焼津駅周辺に点在するコインパーキングを利用しましょう。

ただし開催されるのは日曜日であるため、早い時間に満車になる可能性もあります。
車で会場を訪れる際は、できる限り早めに足を運びましょう。

みんなのアソビバは春と秋の年2回開催！

今回の記事では、焼津駅前通り商店街で春と秋に開催されている、「みんなでつくる、みんなのアソビバ」の魅力を解説しました。
商店街を盛り上げるために開催される「みんなのアソビバ」は、毎年5月と11月の2回開催されています。
今回参加できなかった方も、ぜひ来年の5月に参加してみてはいかがでしょうか。

住所	静岡県焼津市栄町
開催時期	春：5月　秋：11月
参加料	無料
開催時間	10:00〜14:00
公式インスタグラム	https://www.instagram.com/asobiba.c/?hl=ja